それって本当にイボ?加齢が引き起こす脂漏性角化症とは

イボが出来た!?それって脂漏性角化症かも

「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」をご存じですか?加齢に伴いイボのようなものが出来たという方は要注意。なんでできたの?何が原因なの?脂漏性角化症について分かりやすくご説明します。

脂漏性角化症はどんな症状?原因は紫外線?

脂漏性角化症は別名『年寄りイボ』とも言われ、加齢とともに発生する人が多く皮膚の老化現象のひとつです。イボに原因なんてあるの?と思われがちですが、実は脂漏性角化症は紫外線の影響が蓄積され生まれた“良性の腫瘍”なのです。良性なのでそのまま放置しても問題ありませんが、進行すると大きく盛り上がってきてしまうため、気になる方も多いはず。

初期の見た目はシミで、これは『老人性色素斑』とも似ている症状のため区別がつかないことがほとんどです。脂漏性角化症の場合は、時間と共にホクロのように盛り上がってくることが多くみられます。ホクロとの違いは皮膚表面が固くなること、痒みをともなう場合があること、擦ると表面がぽろぽろ落ちてくる場合があることです。

早ければ20歳くらいから発生する場合もあります。年を重ねるごとに少しずつ大きくなり数も増えていくため、早めの対策が効果的です。

症状が進行すると病院で切除するケースも

脂漏性角化症は顔だけでなく、全身に出来る可能性のあるイボです。特に気にならないのであればそのまま放置しても問題ありません。しかし、顔の目立つところに出来てしまった場合や、日常生活をする上でひっかかってしまうような場所に出来た場合は、皮膚科で『除去手術』をすることもできます。

切除手術、炭酸ガスを使ったレーザー治療、液体窒素でイボを冷凍し除去するなど、様々な方法があります。保険適用される場合もありますが、『目立つのが気になるから除去したい』などの理由では美容目的と見なされ保険適用外になってしまう場合もあります。また、脂漏性角化症の範囲が広くなってしまった場合は切除ではなく、その部分の皮膚全体をはりかえる『皮膚移植』となってしまう場合もあるのです。体の負担、金銭的な負担も大きくなる前に、日頃から対策をしていきましょう。

シミ対策が最も効果的

先述しましたとおり、脂漏性角化症の原因は紫外線の影響です。初期症状はシミであることから、シミを予防、対策することが最も効果的と言えます。

シミの予防としては、紫外線をはじめとする肌への刺激をなるべく減らすこと。日常的に日焼け止めを塗り生活する、肌に合った化粧品を使う、スキンケアの際なるべく手が肌に直接当たらないように心がけるなど、肌をいたわることで刺激を減らすことができます。コットンや洗顔料を泡立てるためのネットなど、肌に優しくするためのグッズを上手に活用しましょう。美白効果のある化粧品を使うことも効果的です。

また、肌の生まれ変わりを促すことも大切です。メラニン色素を体内にためこまないようにすることで、色素沈着を防ぎ、シミの予防はもちろん出来てしまったシミへの対策としても有効なんです。肌の生まれ変わりを促すためには、ストレスのない生活と十分な睡眠が大切になります。特に夜10時〜2時の間は肌の再生が活性化する時間帯なので、その時間には眠れるよう規則正しい生活を心がけましょう。

睡眠中の肌の再生を応援するのに有効なのが、眠る前に美白に効果的な栄養素を摂取すること。美白に有効なことで知られるビタミンCやビタミンEをはじめ、メラニン色素抑制の効果があるプラセンタやL‐システインなどを、食品や美白サプリメント等で上手に摂取しましょう。栄養素から美白効果を実感できるまでには約3か月かかると言われています。そのため自分の生活に取り入れやすい摂取方法を探すことが大切です。継続しやすいあなただけの摂取方法を見つけてくださいね。

まとめ

脂漏性角化症は加齢に伴い発生するイボですが、原因は紫外線であり、自分で予防をすることが出来るものです。切除手術等もありますが、紫外線対策などを心がけることで初期症状から防ぐことが重要です。規則正しい生活を心がけ、体の外から。果物や美白サプリなどを活用し体の中から、肌の生まれ変わりを促し、まずはシミが出来ないような工夫を初めてみましょう。